旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

そろり好決算銘柄を狙う(MSFTマイクロソフト)

マイクロソフト、4~6月純利益2倍 クラウド倍増

【7/21日経電子版:シリコンバレー=中西豊紀】
 パソコン需要の低迷で存在感を失いつつあった米マイクロソフトの業績が上向いている。20日に発表した2017年4~6月期決算は純利益が65億1300万ドル(約7300億円)と前年同期の2倍となった。力を入れるクラウドサービス「アジュール」の販売が倍増するなど、基本ソフト(OS)のウィンドウズに頼らない事業の構造転換が実りつつある。


 7月に入り夏休みをを決め込む旅する投資家ですが、ここにきて保有銘柄の四半期決算がぼちぼち出始めました。

 先陣を切ったのは米IT企業の一角(MSFTマイクロソフト。かつてのウィンドウズOSの企業から、クラウドサービス企業へと収益構造の転換を図っています。決算を見る限り、順調に進んでいることが窺われ、上値を追う余地があると判断しました。

 クラウドは、首位(AMZNアマゾン)、同3位(GOOGLEアルファベット)など、ライバルがひしめく分野です。これまではIBMが先鞭をつけて独走していましたが、現在は同4位に後退。新興の米IT企業の浸食が進んでいます。

 マイクロソフトが他企業とどのように差別化していくのか、今後の動向が注目されます。