株式投資をする本当の理由ファイナル
続き。
かつて、日経平均が最高値を付けた当時と異なるのは、
1.日本経済のデフレ脱却を信じること。
(現実には政府・日銀の経済政策正常化が不可欠ですが…)
2.人手不足が絶好のインフレ環境をもたらすこと。
そして、旅する投資家が「株式投資をする本当の理由ファイナル」として、
3.どんな銘柄に着目するべきか?について考えたいと思います。
かつて、日経平均が最高値を付けた当時と異なるのは、
「日本は成熟した先進国経済になっている」ことであると思います。
「ものづくり大国ニッポン」などと形容される日本経済ですが、いずれ中国をはじめとする新興国がこれにとって代わるのは間違いありません。単なる優れたモノづくり企業では、後発企業に追いつかれ、追い越されていく運命にあるだろうと想像できます。
それではどういう企業が生き残るのか。そのヒントは米国にあります。
いかにすぐれた製品・サービスを持っていても、他人の土俵で勝負していては勝つのは容易ではないでしょう。米国トップ企業のすばらしいところは、ビジネスのルールを先んじて構築し、その中で優位に戦う術を知っている点にあります。
銘柄選びで重要なのは、いかなるセクターや企業規模であっても、「自分たちのルールで戦える企業」に注目することなのではないでしょうか。近い将来、日本企業は必ずこの方向に舵を切っていくだろうと予測しています。
そういう意味では