旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

グロース株を物色しておこう(旅する投資家の銘柄選択)

 先週の各国中銀から「タカ派」発言が相次ぎ、円は外貨に対して下落しました。そして、これまで株価が低迷していた「バリュー株」が買われる展開に。
 今日の日本株北朝鮮による横やりを除けば、総じてバリュー株優勢の流れ。特に米国自動車市場の減速が意識されて以降、割安に放置されていた自動車株に買いが集まりました。



 さて、このバリュー株相場ですが、賞味期限はどれくらいなのでしょうか。発端は米国長期債の利回り上昇ですから、金利の動向から目を離さないことが重要です。日銀はゼロ%で釘付けしている以上、海外の金利動向が為替の決定要因となります。
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 トランプ相場第一幕では2.6%台まで上昇していますので、上にいく余地はまだありそうです。但し、短期間で急上昇した反動が、どこかででてくるのではないかと考えられます…。



 そして本題。現在、売られまくっているグロース株(高PER、または高PBR銘柄)ですが、バリュー株が天井を打つタイミングが底になる可能性が高いとみています。高値更新続きで手が出せなかったグロース株も、今回の調整で買えるところまで落ちてくるはず。つまり、欲しい銘柄を物色しておくには、この時間帯が丁度よいわけです。

 ほどなく円安が天井を打つタイミングで、目をつけていたグロース株に買いを入れられれば、割安で購入できると読んでいます。但し、日経平均が大崩れしないことが前提ですが…。

 おそらくその頃になれば、「リスク回避の円高云々…」といって、内需系の中小型株へ物色回帰することでしょう。


 最後に、旅する投資家がどうしても欲しいグロース株はコレ!
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