歴史的減配か?
シェル、80年ぶりに減配へ 石油需要減で自社株買いも停止
ベン・ファン・ブールデン最高経営責任者(CEO)は声明で「マクロ経済見通しの悪化が続いており、中・長期の見通しも非常に不透明だ。当社の耐性を強化し、財務力を支え、シェルの長期的な価値創造を助けるため、さらに慎重な措置を講じることにした」と表明した。
※4/30ロイター一部抜粋
コロナショックを期に歴史的な産業構造の変化が起きるかもしれません。高配当株の代名詞、英蘭ロイヤルダッチシェルが第二次世界大戦以降、初の減配を発表しました。
欧州市場の主要指標11時半 英株下落、シェルは一時8%安
※4/30日本経済新聞
現在、プレマーケットでは8%の下げ。株価の戻りが鮮明となっていた欧州市場に冷や水となっているようです。旅する投資家も時価ベースで約2.9%保有しており、今後の配当戦略に大きな見直しを迫られそうです。
最もこのところの株価下落で配当利回りは10%を超えており、投資家はこうした結末を相当程度織り込んでいたと見られます。今後は株価がどの程度の水準で落ち着くのかを見守りたいと思います。
ちなみにプレマーケットの株価33ドルで、3.8%位の利回りになる模様。今後は高配当株としての妙みはかなり薄れてしまいそうですね。
20/4/30現在、
1.配当見込額 318,531円(為替影響修正後)
2.利益確定額 30,120円
日本株7勝
米国株なし
REITなし
2020年度(〜2021/4/14)投資成績見込み
348,651円(1+2)