旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

逆張る!

 先ほど引けたNYダウは95ドル高。3日ぶり反発で終えました。米国がついに本丸のハーウェイ潰しに動き出すなど米中摩擦が一層激化。「半導体株」や「電子部品株」が売られ、また原油相場が急落して「資源関連株」もツレ安しました。


 旅する投資家は売られ過ぎセクターに着目。23日にはスマホ半導体世界首位のクアルコム(QCOM)、24日は石油メジャー世界二位のロイヤルダッチシェル(RDS.B)に新規投資を開始しました。叩き売られるセクターの中核企業に着目して、徹底的に買い向かう戦略です。

 また、日本株においても電子部品株に米中摩擦が直撃。村田製作所などは連日の売買代金上位で徹底的に売られています。チャンスがあればこの辺りにも投資妙味が出てきそう。




 一方、国内では夏に行われる参議院選挙を巡り「衆参同日選挙」の思惑が浮上。さらにその口実として「消費増税の延期」を加えるのではないかとの観測があります。

 旅する投資家の意見としては、デフレ下での増税は断固反対。経済のパイが縮小する中で、政府の借金返済を優先しても無意味だからです。まずは安定的に経済が拡大する素地を作ることが重要です。そうすればほっといても税収は増えます。

 何れにしても、海外・国内とも悲観材料が目白押しで「逆張る」には最高の環境。今のうちに株数をガンガン増やしておきたいものですね。


<旅する投資家の「逆張る!」>

来週狙いたい米国株

1.クアルコム(QCOM)
ファーウェイ問題に加え、独占禁止法に抵触する疑いが浮上

中国関連銘柄の代表格。貿易摩擦が直撃の好配当株。

3.アップル(AAPL)
すでに売られ過ぎ水準だが、もう一段下押しすれば買い出動!



来週狙いたい日本株

1.村田製作所(6981)
セラミックコンデンサー世界首位。中国売上高比率50%強。
配当利回り2%台は過去の底値圏。