日本株に本格買い出動!(4063信越化学工業)
関西の台風21号被害、そして未明の北海道大地震と災害大国「日本」が改めて意識され、インバウンド関連には逆風が吹き荒れています。海外市場ではナスダックの下げがキツく、ハイテク銘柄も軟調な展開です。
8月に発表された今期(2019年度)の業績予想に合わせ、40円の大幅増配を発表しました。これは配当政策の大きな転換と考えられ、同社の潤沢なキャッシュを背景に投資妙味がさらに増した印象です。
さて、日本株の本格参戦を窺っていた旅する投資家ですが、これでもかと出てくる悪材料を見て、買い出動を決断。
第一弾として、(4063信越化学工業)の10000円割れを見極めて買いを入れました。直近安値は9500円台がありますので、もう少し引き付けられそうな気もしましたが、思い切って長期投資での買い出動です。
同社の特徴は塩ビ・半導体ウエハー世界首位、化学ハイテク素材の国内最大手企業です。また、キャッシュリッチ企業としても知られ、国内では(7974任天堂)に次ぐ、第二位(2017年)のお金持ち企業でもあります。
※好業績に支えられ高水準に積み上がる現預金と有利子負債の少なさ
一方で、潤沢に積み上がる同社の現預金は優良な投資先が無いことの裏返しでもあります。そこで着目したのが配当政策です。
会社四季報オンラインより
8月に発表された今期(2019年度)の業績予想に合わせ、40円の大幅増配を発表しました。これは配当政策の大きな転換と考えられ、同社の潤沢なキャッシュを背景に投資妙味がさらに増した印象です。
これほどの増配でも配当性向は30%を下回る状況。長期保有に適した銘柄と考えています。
今後もさらに日本株の買い増しを検討しており、以下の銘柄に照準を絞っています。
6594 日本電産 需給調整待ち
6301 コマツ 株価3000円割れ狙い
3994 マネーフォワード 需給調整待ち