旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

風雲急を告げる株式市場

 日経平均は大きく窓を開けて急落しました。280兆円とも噂される欧州公的債務に再びスポットが当たり始めました。2011年秋の欧州債務危機、2015年夏のギリシャ危機に続き、欧州域内にくすぶり続ける問題です。

 これが銀行の債務不履行問題に発展すると非常に厄介、そして長引く問題だけに欧州中銀が前面に出て火消しに動いてもらいたいところですが、いまのところイタリア政治が複雑に絡み合っており、しばらくの間は格好の売り材料になるのではないでしょうか。

 一方で米朝会談の行方も見逃せない材料です。6月12日の会談に向けた時間はあまり残されていません。仮に会談にこぎつけたとしても、お互い納得のいく成果が出るかは不透明です。

 まさに風雲急を告げる株式市場ですが、逆張りを得意とする旅する投資家にとってはこの悪材料は望むところです。売り叩いて来るなら、徹底的に買いで応戦するのみ。

<RSI(30%以下)の売られ過ぎ水準に達した主要銘柄>
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マネックス証券投資情報

 6902デンソーが叩き売られていますねぇ。もう少し待てば良い買い場がきそう。