旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

3%達成記念!米国債を買おう

 先日、なにげなく証券口座の残高を眺めていたら、米ドル10.98$の文字が…。米国株を買おうにも中途半端な金額に??????となりました。

 そして昨日、改めてじっくり調べてみると年初に購入した米国債金利収入でした(2/15、8/15の年二回)。


米財政拡大、金利押し上げ 
短期との差は小さく 景気先行き不安映す 
米国の長期金利が4年3カ月ぶりに3%台に乗せた。トランプ米政権による財政支出の拡大が金利を押し上げ、米連邦準備理事会(FRB)が進める金融緩和の正常化もあって「低すぎる金利」が修正されてきた。
※4/26日本経済新聞より一部抜粋

地銀揺るがす「素人運用」 
外債で損失拡大、前期は赤字か 金融庁は改善命令も検討
地方銀行米国債など海外債券の運用で損失
を膨らませている。全国105行の債券運用益は5年前に比べ2600億円も減り、2018年3月期は赤字になった可能性がある。損失の主因は米長期金利が上がって債券が値下がりしたことだが、もう一つの理由は十分な体制がない地銀による「素人運用」。金融庁は地銀経営の最大のリスクと懸念し始めた。             ※4/25日本経済新聞より一部抜粋





 米国10年債利回りは3%を超えてきました。このところのハイテクグロース株の大幅調整は、この金利上昇が悪影響を及ぼしていると言われており、企業の資金調達コストの上昇や高すぎるPERが株価下落要因になっています。

 また日本国内の地方銀行は大量の外国債券を抱え、金利上昇(=債券価格は下落)に伴う損失を抱えていると言われており、金利の変化は思わぬところにも飛び火しています。

 まぁもっとも、ほったらかし運用ができる個人投資家は満期まで持ち続けるだけなので、米国債の3%乗せは歓迎できるニュース。得意の逆張り米国債金利上昇に追随することにします。