旅する投資家 株主総会へ行く（2914ＪＴ）

昨夜のＮＹダウは大幅反発。今日の東京市場も久々の上げ幅となりました。

　3月期末の権利付き最終売買日、あるいは森友問題にからむ佐川氏の証人喚問など話題の多い一日でしたが、日経平均は証人喚問が進むにつれて上げ幅拡大。政権基盤がゆらぐ心配がなさそうとみるや、株価は陽線を立てて551円高で引けました。

　森友問題については、「公文書の改ざん問題で立件するのは難しい」という結論なのではないでしょうか。つまり、ネタにならない情報が「朝日新聞」や「野党」にリークされたというのが真相、とみています。

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　さて、旅する投資家は人生初の「株主総会」（2914ＪＴ）に出かけてきました。写真は会場となった「ザ・プリンス パークタワー東京」。

　結論から述べると、「行って良かった」いや、「もっとはやく行くべきだった」という感想です。

　株主総会は、直に経営陣の考えを聞ける場であり、また、他の株主の意見を聞ける場でもあるということ。この二点に尽きると思いました。

　ＪＴについてはもっぱら株価の下落が止まらず、不安に感じている株主が非常に多かったという印象。経営陣の回答では「国内市場の急激な縮小と加熱式タバコの出遅れ」という分析で、これが株価に影響しているということでした。

　まあ、想定の範囲内という質疑内容ではありましたが、株価の下落についてはそろそろ悪材料も出尽くしとなるのではないでしょうか。業績面の報告を聞いた限りでもこれ以上の悪材料はでそうにありません。

　面白かったのは、「株主総会のお土産について廃止するのか否か？」という珍妙な質問（笑）。そんなこんなであっという間の二時間でしたが、とてもＪＴのことが好きになれた、そんな一日となりました。