含み損から学ぼう
反発して終えた日経平均。一時に比べると売買代金も低調で、資金の流れは再び中小型株へ向かっているようです。押し目を待つ個人投資家も多いといわれますが、本格的な「押し」はいまだ来ず…。旅する投資家の逆張りもいまのところは空振りです。
さて、今回の上げ相場でようやく「含み損」が解消された投資家サンも多かったのではないでしょうか。なにせ二十数年ぶりの高値、やれやれ売りも相当あったと推察されます。旅する投資家は、この「含み損」を株式投資からの学びとして最重要視しています。
何故か?
1.買った後、時間の経過ともに含み損が徐々に拡大しているケース
…買いのタイミングが早すぎる。引きつけが足りない。
2.今回のような大幅上昇トレンドにもかかわらず、いまだ含み損があるケース
…絶好の売り場で買っている(売買タイミングが正反対)。
あるいは銘柄選択を間違えている。
というような示唆を与えてくれるのではないでしょうか?
よく「損切りは難しい」といわれますが、真の理由は金銭的な損得だけでなく、上記のような売買タイミング、銘柄選択の誤りを認めたくない心理からきているのではないか?と考えることがあります。「含み損」を分析し振り返りをしておくことで、次につながるというものです。
旅する投資家も、これまで数々の輝かしい「含み損」コレクションを積み重ねてきましたが、買いの位置をチャート上で振り返ると…
「よくこんなところで買えるよな???」
…という、悔やまれる売買がたくさんあります。証券口座で含み損を見つけたら、それは大チャンス!自分なりに「振り返り」しっかりして次の相場に備えたいですね!
そうそう、中小型・新興株といえばこの方!
いよいよ12/1発売!