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電子マネー決済件数 過去最高を更新 7月、小額利用伸びる

電子マネーの決済件数が拡大している。日銀の決済動向によると、7月の件数は4億8500万件と過去最高を更新した。JR東日本の「Suica」をはじめとした交通系電子マネーを使える小売店が増え電子マネーの利便性が向上。発行枚数の増加に合わせて件数も伸びている。
 集計の対象は交通系のほかにイオンが発行する「ワオン」など流通系、楽天Edyなど専業系を含む。鉄道の乗車券購入は含まない。決済件数は過去最高を記録した5月を上回り、10年前と比べると6倍以上の規模だ。
 7月末時点の発行枚数は3億4694万枚。うち携帯電話は1割程度だった。決済に使う端末の台数は216万台で、いずれも過去最高を更新した。
※出所:日本経済新聞10/8


 
 旅する投資家は投資のヒントに新聞記事を引用します。日経新聞などは多くの市場関係者が目にする媒体ですので、記事をそのまま銘柄選択に応用しても、既にマーケットでは「織り込み済み」となっており、儲けることは困難です。
 投資家の腕の見せ所は、いかに「連想を働かせることができるか」に尽きます。上記の記事では…、
1.電子マネー発行企業に着目する→JR東日本楽天など
2.電子マネーが使える小売店に注目する→セブンイレブン、イオンなど
3.さらに裏読みして
 携帯電話経由の電子マネー利用が伸びていくことに着眼する
 →アプリ開発企業、決済請負企業など

 3段階の連想につなげることができます。当然、もっと深読み・先読み出来る方もおられるでしょう。一つの記事から3つ位の連想ができれば、投資のヒントとして大変有用ではないでしょうか。
 このようにして新聞を読むと欲しい銘柄が増えすぎて大変ですが…。うれしい悩みですね。