旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

高値恐怖症

 本日の米雇用統計は平均時給の伸びが意識され、12月の利上げ確率を後押しする結果になったようです。日米金利差拡大の思惑から「ドル高円安」が進み、この時間帯、ドル円は113.40円台で推移。直近の安値を更新しています。週明けの東京市場も強含むと考えられ、出遅れ日経平均も2015年6月高値更新に王手がかかりそうです。


 一方で、旅する投資家はいま「高値恐怖症」に陥っています。原因は日本株ではなく米国株です。PERは20倍台を捉えそうな勢い。バリュエーションはどうみても割高で、歯車ひとつ狂えば大幅調整を余儀なくされると考えられます。



 日本の大型株は米国依存度が高く、必然的に米国株との連動も高いのが常です。都合よく日本株だけ独歩高といかない事情があります。この辺りを踏まえると株高を謳歌している今、手仕舞いを検討しておくのも大切ではないでしょうか。

 
 キャッシュポジションを真剣に考える時期にきているのかもしれませんね。