旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

信用売り残、8年9カ月ぶり高水準(日本経済新聞)

信用売り残、8年9カ月ぶり高水準       (6/7日本経済新聞朝刊)

東京証券取引所が6日発表した2日時点の信用売り残高が2008年9月12日以来、約8年9カ月ぶりの高水準となった。日経平均株価は先週末に約1年半ぶりに2万円台を回復したが、信用取引の主役である個人投資家が相場の先行きに慎重なことが浮き彫りになった。

ただ、信用売りで含み損を抱えた投資家は多い。松井証券が顧客を対象に取りまとめた集計では、信用売りの含み損益を示す信用評価損益率が5日時点でマイナス13.08%と、昨年12月以来の低水準。日経平均は6日に2万円の節目を下回ったが、相場が上昇基調に戻れば損失限定の買い戻しで戻りに拍車がかかる展開もある。


 記事によると、①信用売り残が高水準に積みあがっている、②売り方の買い戻しが上昇に拍車をかける可能性、について言及しています。


 旅する投資家は、円高進行と欧米株弱含みで、今日の日経平均は短期の値幅調整をしてくると見込んだのですが、下げ幅は限定的で、かつ様子見姿勢も強かったように感じました。


 売り方の買い戻しを誘うとなると、短期で値幅調整してくれるのが一番良い流れではないかと考えられますが、チャートを確認すると…

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 19800円辺りの累積売買高が多く、下値メドになりそうな気がしています。

 果たして、今週のリスクイベントで下に突っ込む場面が訪れるでしょうか?