旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

4/24~4/28来週の投資戦略(旅する投資家)

<今週の振り返り>
1.円高は一旦、108円台で下げ止まり。週末短期リバウンドで終える。
2.北朝鮮問題は進展なし。依然、急変のリスクをはらむ。
3.フランス大統領選の結果待ち。大衆迎合派がどこまで支持を集めるか?
4.米決算本格化。まずまずの個別業績だが、マクロ指標が弱含み。

ドル円チャートは短期的には反発しているが、垂れ下がる25日線が上値を抑えそうな雰囲気です。政治リスクがくすぶるなか、円安進行は考えにくいでしょう。

チャート画像

さらに、日経平均チャートもほぼ一緒。25日線が当面抵抗になりそうです。


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<来週の相場見通し>
1.週明けは早速、フランス大統領選をにらむ展開。フレグジットリスクが顕在化すれば、EU危機→売り一色の展開も予想されます。

2.北朝鮮も引き続き懸案。米中の緊密連携で無風通過シナリオがベストですがどうでしょうか。

3.国内決算本格化。25日(6594日本電産)、26日(7751キヤノン)、27日(6954ファナック)等のグローバル企業に注目しています。ここで市場が好感すれば、25日線上抜けもありえます。但し、国内スケジュールはGWを控えるため、ポジション調整の売りが再燃する恐れもあります。

<旅する投資家来週の投資戦略>
1.国内決算を期待しつつも様子見姿勢堅持。海外政治リスクで急落あれば、例によって投信、ETFを利用して少額のスポット買いを試みる

2.個別株はドル円の方向を見通しにくいため手がだせない。個別で好決算がでても全体相場に引きずられ、売りに転じる場合もありうる。

3.米政府の為替牽制発言が増えてきているので円安が進みにくい。唯一の希望はトランプ減税策の電撃発表→トランプ相場第二幕のシナリオ確率低いが手柄を立てたいトランプ大統領ならやるかもしれない。その場合の出動資金と銘柄選定はすませておく。

 GWを控えやや動きにくい週です。日銀の政策決定会合もありますが、現状維持が手一杯でしょう。さて、どうなりますか!