旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

EU崩壊シュミレーション(旅する投資家の危機管理)

 注目の3.15を迎え、株価・為替とも弱含みの小動きです。
 FOMCの利上げ見通しはどうなる?
 オランダ議会選挙の行方はどうなる?

 この二点が注目点ですが、特に②ついては極右政党が躍進した場合、その後のフランス大統領選に影響を与えるとみられ、万一、ルペン大統領誕生への伏線となれば、
EU崩壊」のシナリオが現実味を帯びてきます。

 これは絶好の急落場面を演出してくれる材料です。旅する投資家は次のようなEU崩壊シナリオに沿ったシュミレーションを立てています。

急落の初動を見極め、長期保有以外の証券は損切覚悟で売却し現金化する。
現金は50:50に分割し、一方はMRF待機、一方はリスク回避の円高に追随して、少しづつドル買いに充てる。
投資信託は、株価の下落トレンドをにらみながら、少しづつ積立額を増
あとは得意の逆張りで長期戦を戦い、マーケットの底打ちを待つ。
⑤仕上げはMRF待機資金でお買い得の国際優良株(日米)をごっそり頂きます。

 おそらくこのシュミレーションで一番難しいのは、①の急落初動の見極めと損切りになろうかと思います。いまからしっかり反芻して、危機管理を万全に備えたいと思います。