旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

進化するオイルメジャー(XOMエクソンモービル)

【日経電子版 NY特急便 10日】
「(米シェール鉱区の)パーミアンの競争力は目覚ましく上がっている」。6日、米石油メジャー最大手エクソンモービルのダレン・ウッズCEOはシェールを中核権益として強化する考えを示した。メジャーのライバル企業、米シェブロンジョン・ワトソンCEOもパーミアン地区での生産に重点投資すると話した。
~中略~
エクソンは20年までの3年間に計画する上流投資のうち、約半分をシェールを中心に短期で投資回収できる事業に配分する。すでにシェール生産は日量約70万バレル(天然ガス含む)と米シェールで最大級だ。シェブロンも同様に段違いの投資力に物を言わせ、数年内にメジャーがシェールで主導権を握る可能性が現実味を帯びてきた。

原油権益の中身が変化してきました。オイルメジャーは、旧来型の大規模投資型油田から、短期投資回収型油田シェール投資の比率を高めているとのこと。中東の産油国とは異なる、機動力を生かした先進の原油ビジネスが誕生しつつあるようです。
OPECはますます窮地に追い込まれるのでしょうか。

オイルメジャーの世界首位(XOMエクソンモービルに注目です。