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保護主義の台頭と迷走する日本

保護主義」。
トランプ新大統領の登場により、頻繁に登場するようになったコトバです。
貿易に関する記事では、「保護主義」は内向き志向などの点で、閉鎖的に捉えられることが多く、
グローバリズム」善、「保護主義」悪という二元論的な論調が多いように感じます。

経済評論家の三橋貴明さんがよく仰るのですが、
「国民経済の局面(インフレ・デフレ)に応じて、適切な対策を打つ」
というのが、本来の正しい経済政策の在り方であると考えます。

この点で、現在の低インフレ(もしくはデフレ)経済下では、保護主義政策をとり、
財政出動を積極化、自国の産業・雇用を守る政策、というのがあるべき姿ではないでしょうか。

日本政府はいまだに「TPP」=自由貿易に未練が残っています(笑)が、
デフレ経済の今こそ国内に目を向けて、、トランプ大統領のような政策判断が打ち出せれば…
と残念に感じます。