2018-04-27 買い場はくるか(6954ファナック) 株式投資 #株式 ファナックに3つの試練 スマホ減速・米中貿易摩擦・円高、今期純利益24%減見込む 【27日 日本経済新聞】ファナックが先行き不透明感に身構えている。2019年3月期の連結純利益は1377億円と前期比24%減る見通しだと26日発表した。増益を見込んでいた市場予想を大幅に下回る。変調の原因は3つ。前期の好業績を支えたスマートフォン(スマホ)関連投資の減速、米中貿易摩擦、為替の円高だ。市場では現時点で想定できるリスクを最大限織り込んだとの見方が強い。 工作機械用NC(数値制御)装置世界首位のファナックが発表した19年3月期の見通しは「超」保守的な減益となりました。為替前提も1ドル100円。想定以上の慎重見通しに警戒感が高まりそうです。 本日の東京市場では投資家がどのような判断をくだすのでしょうか?日経平均の寄与度が高い同社だけに、「ファナックショック」にマーケットが見舞われる可能性もあります。 無論、超優良企業の株価暴落は大歓迎。旅する投資家は「買い」をスタンバイしつつ、きょうの寄付きを見守りたいと思います。