次の標的（4063信越化学工業）

　遂にＮＹダウが終値ベースで史上最高値を更新してきました。株式市場がまた新たな局面に入りつつあります。

　ここ１年のマーケットを振り返りますと、国内・海外とも「政治リスク」との戦いであったように思います。

　しかし決算後、その様子に明らかな変化が…。好決算の銘柄が円高の逆風にも関わらず、素直に買われているのです。これは約１年かけて「政治リスク」を株式市場が株価に織り込みつつあるということなのではないでしょうか。

　今後もトランプ大統領を筆頭に様々な発言で、株式市場は振り回されることになろうかと思いますが、それらはコトの大小を含め、株価にとっては想定の範囲内ということになる可能性があります。

　いよいよ日経平均も上値を追う体制が整いつつあるようです。

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　旅する投資家も次の標的を捉えました。

半導体の活況に伴い、素材化学の需要が非常に強い状態です。値上げを示唆する企業も増えてきており、その中の筆頭企業（4063信越化学工業）に注目です。