旅する投資家 いよいよ再始動(米国株編)
NYダウ大幅反落559ドル安 長期金利上昇を警戒
日経平均、急反落 終値1202円安、過去10番目の下げ幅
※2/26日本経済新聞見出し
高値を更新し続けていた株式市場がついに調整局面を迎えました。世界最大の債券市場である米国10年債利回りが一時、1.6%まで急上昇、リスク回避の売りを誘いました。
金利上昇によって実質金利(名目金利-インフレ率)がマイナスからプラスへ転換する懸念が出て来ました。緩和的な状態を好む株式市場にとっては明らかに逆風。これまで買われ続けてきた高PER銘柄が一斉に売りを浴びました。
さて、昨年10月の調整局面を最後に、長らく米国株式市場を模様眺めするだけだった旅する投資家もいよいよ再始動の時が来ました。伝家の宝刀、「少額&時間分散」を武器に買い出動の準備です。
11月からはじまったワクチン相場では利益確定売りに専念。円高局面ではひたすらドルを買い、キャッシュポジションを積み上げてきました。
<旅する投資家キャッシュポジションの推移>
今夜の狙いはもちろん売り込まれた超優良株です。
<売られすぎの連続増配株>
AAPL アップル
いわずと知れた米国最大の時価総額を誇る超優良株。磐石の決算を背景に大規模自社株買い期待。
WMT ウォルマート
アマゾン対抗のネット通販が急成長。従業員賃上げが一時的に逆風も、長期的に見れば好材料へ向かう。
PEP ペプシコ
旅する投資家初参戦銘柄。祖業の飲料よりも、有望な成長市場スナック菓子で稼ぐ。
腕が鳴るぜ!